![豪華な海鮮恵方巻き](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_2779-1.jpg)
みなさん、海鮮恵方巻き(太巻き)作ってますか!
節分も近くなってきたということで今回は絢爛豪華な海鮮恵方巻の作り方を紹介します。
どうせ自分で作るならちょっと豪華にしてみましょう!
目次
海鮮恵方巻きはテンションアゲアゲ!
まぐろは生を使って、ブリやサーモン、いくら、味付数の子サラダえびなどなどたっぷり具材を使って、想像しただけでワクワクしてきます。
自分で作れば市販の売っているものよりはお得にできるはずです。
しかも自家製は間違いなくおいしいですよね。
ぜひ、今年は贅沢具沢山の海鮮恵方巻き(海鮮太巻き)に挑戦してみましょう!
ただ一つ難問があります。
それはそれだけたくさん具材を入れて上手く巻けるのかということです。
経験した人ならお分かりでしょうが具材が多すぎるとパカっと太巻きが割れちゃうんですね。
そこはリッキーにお任せください。
わかりやすい解説をご用意してあります。
しかも、最後にポイントを絞った上手な巻き方の動画をつけておきます。
ぜひ最後までご覧いただいて美味しい自家製の海鮮恵方巻きにチャレンジしてみてください。
豪華絢爛 海鮮恵方巻き を作ろう!
![豪華な海鮮恵方巻き](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/2015-02-03-16.26.19.jpg)
市販の恵方巻きも楽でそこそこ美味しいですがやはり自分で作る海鮮巻きはメチャクチャ美味しいと思います。
それで子供たちも一緒に作ってくれたら嬉しいですね。
はじめて作る楽しさ、そして海鮮恵方巻きの美味しさを実体験すればきっと特別な思い出になってくれるものとおもいます!
自分で作った海鮮恵方巻きをひと口ほおばれば子供達に満開の笑顔が花開くことでしょう!!!
で、今回は子供たちにも人気の7つの具材を準備します。
どうしても入れてほしいというか、これを入れれば間違いなく美味しいよというものをピックアップしました。
もちろんお好みで好きな具材に替えてももらってかまいません!
ただ縁起を担いで7つにしてもらうとより雰囲気がでるのではないでしょうか。(七宝巻き)
絶対美味しくなる海鮮恵方巻の7つの材料
![豪華な海鮮恵方巻きの具材](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/海鮮七宝巻き-1.jpg)
まず、酢飯も市販のすしのこや寿司用の酢を使えば自分で簡単に作れます。
リッキーもわざわざ酢飯買うの面倒くさいのでいつも「らっきょ酢」で作っています。
えっ!って思うかもしれませんがこれが簡単で本当にうまいんです!
というか実はらっきょ酢は万能選手なんですよ!
いろんな材料合わせなくていいから楽ですし、味が安定しているのがうれしいんです。
らっきょ酢といっても「らっきょ」の味はしないですから安心してください!
それはさておき、
酢飯は準備したとします。
それ以外の準備してほしい材料、副資材をあげておきます。
- まぐろ・・・30g
- サーモン・・・40g
- ぶり・・・30g
- えび・・・5、6個
- 味付数の子・・・適量
- いくら・・・小さじ1つ
- 玉子巻き・・・サイコロ 適量
- 大葉・・・1つを半分に
- 焼きのり・・・全型1枚
見ただけでワクワクしますね。
事前準備は次のものを用意してください。
- 酢飯・・・1巻分 約180g
- 焼きのり・・・より黒い方が上品質 縦長にして巻いていきます。
- 大葉・・・基本半分に切って入れますが、お好みで。
- 巻き簾・・・100均は小さいのでやりにくい
- ボールに入れた酢・・・手や巻きすをくっつかないようにするため
- まな板・・・巻くときの安定した土台
- 包丁・・・具材をカット トリミング必要
これだけ準備すれば万全です!
それではそれぞれの具材について詳しく解説していきましょう!
海鮮恵方巻の具材の選び方・カットの仕方
まず選び方のポイントは生ネタを入れることです。
マグロやサーモンは生、冷凍あるので可能であれば生を使うとよりおいしくなります。
そして切り方のポイントは大きめに切ることになります。
まぐろ
![豪華な海鮮恵方巻きの具材 マグロ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_3924.jpg)
絶対入れたい具材ですね。
全世代の人に人気となっています。
マグロはやっぱり美味しいですからね。
マグロの種類については別記事で紹介しているので詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。
>>スーパーで買えるまぐろの美味しさランキング 〜さかなのさ
理想を言うなら本まぐろ(生)ですが、ここは最近人気のまぐろスライスで十分美味しいです。
ただ、せめてマグロの種類はバチマグロにしてください。
キハダまぐろやビンチョウまぐろでは少しさみしいような気がします。
サーモン
![豪華な海鮮恵方巻きの具材 サーモン](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_2762.jpg)
サーモンは特に子供に絶大な人気なので絶対外せませんね。
普通に売られているトラウトサーモン(解凍)で問題ありません。
>>トラウトサーモン スーパーの刺身用サクで一番人気!オレンジ色が鮮やか!
問題なくおいしいです。
ただトラウトサーモンの血合いはしっかり取らないといけないです。
血合をしっかりとる
これをするのとしないのでおいしさが全然違うんですよ!
たまに刺身や寿司が生臭いという時はのここの部分がついているからです。
こんなふうに削り取りましょう。
![豪華な海鮮恵方巻きの具材 サーモンの処理](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_3920.jpg)
取り方はどんな感じでもいいのでしっかり取ってください。
取り除いたところは捨ててください。
もしちょっとお金に余裕があるようならアトランティックサーモン(生)を選んでもいいです。
スーパーで買える最上級のサーモンなのでちょっとお高めですがよりおいしいと思います。
普通はトラウトサーモンを使いますし、十分おいしいと思います。
最近見かけませんが銀鮭や秋鮭の刺身用はあまりオススメしません。
クセもあるのであまりオススメしません。
ぶり
![豪華な海鮮恵方巻きの具材 ブリ](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/海鮮七宝巻き-51.jpg)
地域性もありますがぶりは時期的にまだ美味しい季節なので入れたいです。
ぶりのない地域の人はカンパチ、ヒラマサでも代用できます。
ただ入荷や値段が不安定なのでここでは養殖物がオススメです。
ブリの養殖は他の養殖魚と違って普通においしので安心してください。
天然物は身質が不安定でお子様にもあまりオススメしません。
>>【刺身好き必見!】天然魚と養殖魚の見分け方 比較写真付き
それと、大事な点がまだありました。
ブリの血合をしっかりとる
さっきのサーモンと同じですね。
ブリの場合はサーモン以上にしっかり取ってほしいです。
ぶりこそ血合いがついていると生臭さがキツイと思います。
握りならともかく巻き寿司では血合いはNGです。
血合いさえ取れば美味しいですね。
スーパーの巻き寿司がイマイチなのはコレを取らないからです。
重量減るといってそのまま巻いちゃうんですね。
ちゃんととってほしいです。
それにしてもやっぱりぶり独特の風味って巻き寿司でも美味しいものですね。
ボイルエビ
![豪華な海鮮恵方巻きの具材 ボイルえび](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_0409.jpg)
ボイルえびはブリブリエビとかサラダエビという名称で売っているものが美味しいです。
できたら冷凍解凍物でなくチルドのボイルえびが理想です。
商品名「エビ男君」というものもあります。
茹で方が絶妙なんでオススメです。
写真のように少し透き通ってプリプリしています。
ただお子様用には「ボイル寿司えび」というエビを開いたものでもいいと思います。
よくチラシ寿司にのってますね。
ちょっと細かく刻んだ方が食べやすいかもしれません。
量はパラパラっとフルくらいでいいです。
ここはえびの食感が大事です!
味付数の子
![豪華な海鮮恵方巻きの具材 数の子](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/海鮮七宝巻き-46.jpg)
食感といえばやっぱりこの味付数の子です。
これ入れると入れないのではまったく違いますね。
食感+美味しさがグッっと引き上げられます。
ほんのちょっとでいいのです。
ただ、1月過ぎると味付数の子を売っているところも少ないかもしれないのでないときは赤いトピっ子を代用してください。
いくら
![豪華な海鮮恵方巻きの具材 いくら醤油漬け](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/33AA8055-4C83-4308-885A-7248F47DBCA7_1_105_c.jpg)
いくらといえば塩いくらもありますがここではいくら醤油漬けを使ってください。
市販のもので十分です。
で、このいくら醤油漬けは恵方巻きに入れると最強に美味しくなります。
というかこのいくら醤油漬けを入れるとどんな寿司も美味しくなるものです。
単品も美味しいですが、他のネタと一緒になると本当に寿司を美味しくしてくれます。
まるで魔法の具材と言ってもいいくらい美味しくなるものです!
言い方を変えると巻き寿司、チラシ寿司で勝負するときは少しでもいいからこのいくら醤油漬けを入れるようにしてください。
おそらく食べた人が99.9%がすごく美味しい!と言ってくれるはずです。
来客おもてなし用の必殺技としてお使いください!(笑顔)
いくら醤油漬けのいい悪いの見極め方はドリップ水分がでているかどうかです。
しばらく置いておくと汁が出るものを選ばないということ。
私たちプロが見るとそういうものがよく売場に並んでいるのです。
みただけでちょっと残念な気持ちになります。
水分で水増ししている粗悪品で仕入値が安いものなんです。
変に安い時はご注意ください。
あといくらの醤油漬けというと普通は秋鮭(白鮭)の卵を使いますが、回転寿司とかでよく使われてますがマスいくらの醤油漬けというのもあります。
紅鮭のいくらもあります。
いずれも粒が小さめで秋鮭のイクラに比べると市場価値が低いものです。
別に美味しくないわけではありませんが予備知識としてお持ちください。
玉子巻き
![豪華な海鮮恵方巻きの具材 卵巻き](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_0404.jpg)
この玉子巻きも隠れた必殺技の一つです。
実は玉子巻きは市場の関係でしょうか魚屋鮮魚コーナーで扱うことが多いです。
海鮮巻きというと普通卵巻きを入れないということになりそうですが、実はたまご巻きを少し入れると美味しさが倍増します。
実はこの玉子巻きって結構いい仕事してくれるのです。
寿司屋のチラシ寿司にも玉子巻きが入っている時がありますね。
それは全体の味をよくするためだったのです。
玉子巻き子供達だけのものではなかったんですね。
このようにそれぞれの具材はともに連携しあって海鮮恵方巻きという美味しい巻き寿司に役に立ってくれているのです。
ここでは隠し味的に使うのでサイコロ状にしたものを少しだけ用意すれば十分です。
では、これらの具材を実際に焼きのりで巻いてみましょう!
海鮮恵方巻きの巻き方 絶対ポイントあり!
ここも大事なところなので詳しく解説していきます。
というのはこれだけたくさんの具材を巻くとなると少しコツが必要になってくるからです。
焼き海苔(全型)の使い方
まず、焼きのりの選び方は市販のものでいいです。
ただ、海苔というのは黒ければ黒い方が品質がいいといわれ高値で取引されます。
逆に緑色のものは品質が落ちます。
特売などで使われる焼き海苔は緑色のものが多いです。
今度よくみてみてください。
太巻きにするときは全型のものを使います。
それを半分にした海苔が半切りといって中巻きに使われます。
全型海苔は通常短い辺を上下にして縦長の長方形の向きで巻いていきます。
焼きのりには裏と面があります!
で、もう一つムキの話しをすると焼きのりには全て裏と表があります。
ツヤツヤしている方が外側に向きます。
ということは巻きすの上にのせるときはザラザラした方を手前に向けて置くということです。
知らない人が多いので予備知識です。
巻きすも縦長向きでおいてその上に焼きのり(全型)を置きます。
ちょっと気持ち手前に引くように置いてください。
酢飯の置き方、のせ方
次は酢飯を焼き海苔(全型)の上に置きます。
ここが今回の最大のポイントになります。
この酢飯の置き方次第で上手く巻けるか失敗するかが変わります。
いきますよ!
酢飯を引く 〜可能なかぎり薄くひく
![酢飯の置き方](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2023/02/3F5A5EE6-D54B-4943-9B6E-A7D36204B0AD_1_105_c-202201233.jpg.jpg)
上の写真は酢飯が厚いというかこれから広げていく状態です。
このままだと巻きにくいはずです。
酢飯は可能なかぎり薄くひいてください。
みなさんが失敗するのはこの酢飯が厚くなるからです。
具材も多いので米粒1つの高さがあれば十分です。
上の写真は広げる前の状態ですのでこれだとちょっと厚すぎます!
もっと薄くです。
焼きのりが割れることがあります。これは酢飯を広げるときに無理な力が入って押しすぎるからです! やさしく広げるように心がけてください、
手前と奥に一列の三角のダムを作る
![酢飯の置き方](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_0394.jpg)
こんな感じでおいてください。
ここでは手前に指1本分ののりしろを作ってください。
手前の隙間を狭くです。
奥の方は指3本分ののりしろを作ります。
で、ここに三角の一列ダムを作ってください。
奥の一列にダム、これも三角のダムをつくります。
要はこの三角の山と山同士が先端でつながるようなイメージで巻くことになります。
具材の置き方
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_2768.jpg)
次は具材の置き方です。
大葉を使うなら先に大葉を置きます。
その後にまず、細かいもの刻んだものを先に置きましょう。
これを最後にすると巻きにくさが倍増します。
![](https://sakananosa.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_2773.jpg)
それに被せるように細長く切った魚刺身材をのせていきます。
これで置き方はOKです。
こちら↓でも詳しく解説しています。
実際巻いてみましょう!
さあ、実際に巻いてみましょう!
手前を
最後は海苔がチャンと内側に入っている確認してください。外側に向いていると後で剥がれてしまいます。
できたら必ずつなぎ目を下にして置くと海苔が外れないです。
巻き寿司の重みで焼き海苔の合わせ部分がくっついてくれる感じです。
動画で観てみましょう! リッキー登場!(恥ずかしい)
ここまで書いていてやっぱり文字だけで表現するのは難しいと感じました。
そこで今回は特別に動画を準備しました。
これを観ていただければより巻き方のポイントがわかると思います。
途中消してしまうかもしれませんので今のうちにご覧ください!
巻くのを失敗したときのリカバリ方法
結構具材が多いので海苔がパカっと外れてしまうこともあります。
また、具材を入れ忘れた!なんてこともあり得ます。
それでもなんとかリカバリできます。
この動画を参考にやってみてください。
たっぷりの具材が巻かれたとき中でどうのようになっているかもできているかも確認できます。
まとめ
いかがでした?
これだけ多くの具が入っていると少し巻くのが大変ですね。
動画で上手に巻くコツも載せておきましたので後でもう一度ご確認ください。
これでみなさんに美味しい海鮮恵方巻きを作っていただきただけたら嬉しいです。
そして美味しいって言って食べてくれる子供たちの笑顔が見れれば最高ですね!
今回は節分にみんなが絶対に美味しいと言ってくれる海鮮恵方巻きの作り方紹介させていただきました。
上手にできた方はぜひご一報くださいね。
コメント欄でも、問い合わせコーナーからでも Twitterその他SNSでも構いません。
楽しみにお待ちしております。
それでは今回はこれで以上となります。
みなさん、ごきげんよう!
<終わり>