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スーパーの刺身に最近ワサビがついてないのはなぜ? 〜本当の理由はコレ!

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刺身盛合せ
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いつもと違うスーパーで刺身を買っていざ食べようとするときに、

「アレっ!ワサビが付いてないじゃん」

という経験したことがありませんか?

「いつもの店はちゃんとついてるのに!」

「刺身にワサビくらい付けておけよな!」

とかブツブツ言いながら冷蔵庫のちょっと蓋が固まったチューブのワサビを捻り出したりして使ったりしたことありませんか?

逆に、

「ワサビ1個じゃ足りないんだよな〜!」

「もう少しもらえないかな?」

と思って刺身売場を見ると、

カゴの中にワサビがご自由にどうぞとおいてあり、「ラッキー!」と思いながら2、3つナイロン袋に入れて買い物カゴに入れたり。

そもそも刺身パックの中にワサビが入ってなかったとか。

そんな経験したことある人もいると思います。

こんなように刺身パックの中にワサビが付いている店とない店があります。

なんでお店によって違うのでしょうか?

コスト削減したいのでしょうか?

今回はこの問題を探ってみましょう!

目次

刺身にワサビが付いていた方がお客さんは楽。

みなさんは刺身のパックの中にワサビが入っていた方がいいですか?

どうでしょう?

確かに時間のない中で買い物するときは楽ですね。

別にワサビをとるのもちょっとのことですが面倒なものです。

もしかしたら別料金じゃないのかとか、

3個くらい持って行ってたらなんか店の人に言われるんじゃなかとか、

人によってはそういうのもストレスですよね。

そんなとき刺身に1つワサビ小袋が入っていれば楽といえば楽なんです。

何も考えなくてもいいですから。

お店はなぜ刺身パックの中にワサビを入れるのか?

なぜワサビの小袋を刺身の中に入れるのかといえばお客さんが楽で便利だからです。

お店としてもお客さんが楽で買ってもらえるならより売上も上がるしいいと思うのです。

もちろん、ワサビ小袋も仕入が発生しているわけですから一種のコストになります。

ただ、当然刺身を作るときの計算に入れていますね。

もう一つワサビを入れる理由は、

お店としてお客さんに食べるところまで満足していただきたいと考えるからです。

というのは刺身にワサビが入っていなくて家に帰っていざ食べようと思ったらワサビなかったら残念ですよね。

刺身が食べられないということにもなりかねません。

家に当然チューブのワサビがあるところはいいのですがないところは残念なことになります。

そうするとお店は万が一ない人もいるだろうから入れておいた方が親切だろうと考えるのです。

その背景にはスーパーの教えの中にお客さん満足が最優先という考え方があります。

結構みんな真面目に考えるのです。

まあ、それなら醤油も入れておけよってことなんですがそこまではしているところはないようです。

いずれにしてもお客さんがパックを買ったらすぐ食べれるようしたいと考えてのことなのです。

刺身パックの中にワサビを入れない理由

ではなんで刺身パックにワサビを入れない店があるのでしょうか?

コストの問題ですか?

確かに刺身にワサビ小袋を入れない分コストが浮くようにも一見思えます。

まあ、家にワサビがある人にとっては別にワサビの小袋はいらないわけですから合理的ではあると思います。

しかし、本当にワサビをサービスしないならコストは浮くんでしょうが、そういうところは別にワサビをお持ち帰りできるようにしていたりします。

この自由にお持ちください方式が結構曲者なのです。

かえってコストがかかることがあるのです。

というのも私も何度かやってみたことあるんですが、お客さんでここぞとばかりにガバッと持っていかれる方がいるのです。

たまにならいいですが毎日のようにガバッと持っていかれる。

それも何人もいたりするとお店としてはたまらないのです。

ここで我慢できるかできないかです。

土地柄やお店の雰囲気でも違うんでしょうが結構そういった人は自由奔放なものです。

別に持っていかれることを批判はしませんがお店のコストの問題として考えないといけない場合が出てくるのです。

それをみた周りの客さんからもご指摘いただいたりすることもあります。

そうするとお店としても他のお客さんが不快に感じないように何か対策を講じないといけなくなるのです。

それを嫌ってかご自由にお持ちください方式をしないという店もあるのです。

刺身パックの中にワサビを入れない本当の理由

今見てきたようなに自由にお持ちください方式に問題を抱えながらなぜワサビ小袋を刺身パックの中に入れないお店があるのでしょうか?

実際頑としてご自由にお持ちください方式を取り入れてるお店が今もあります。

これには別の理由があるのです。

それも2つの理由があります。

作業効率の問題と衛生上の問題です。

作業効率の問題

まず、これは想像の通り刺身のそれぞれにワサビを入れる手間を省けるからです。

刺身を作る人は手間のかかる刺身を短時間で作らないといけません。

売れる店だとさらに大変です。

ワサビを入れるという一つの作業だけでもがなければ相当楽なのです。

一つの作業が軽減できるということは作業効率も上がり、時間も短縮できたりまたより多くの別の作業が可能になるのです。

特に大手のスーパーなどはそれでワサビを入れないという選択肢をとるのです。

衛生上の問題

もう一つの問題はこれがメインになると思うのですが、衛生上の問題です。

というのもワサビの小袋も管理の仕方で雑菌がついたりするのでそういったものを生食する刺身の中に入れたくないと考えるのです。

実はワサビ小袋は刺身担当者が刺身を作っている手で触ったりすることあります。

それをすぐ使えばいいのですが使わなかったりすることもあります。

そうするとそれが時間が経つと雑菌が繁殖したりするのです。

そもそも生で食べるものを販売するのに雑菌がつく可能性のあるものは入れてはいけないということですね。

例えば刺身の中に入っているものとして大根のケンなんかもありますが、大根のケンは一般生菌検査されることもあります。

そこでチェックはされます。

ところがワサビ小袋をチェックすることはあまりありません。

というかワサビ小袋の菌検査をしているという話は聞いたことがないです。

ワサビ小袋というのは衛生管理上結構な盲点なのです。

それで万が一事故が起こっても原因がわからないということになるのです。

もしかしたら過去にワサビ小袋が原因で食中毒事故などをおきているのかもしれません。

もちろんちゃんと管理していればそんなことになるはずがありません。

しかし大手スーパーなど店舗数も多ところは店の管理も信じられないということでワサビの小袋も危険と判断するのです。

なのでそういうところはワサビを刺身の中に入れないという選択肢をとるのです。

個人的にはよほど管理がひどい店でない限り大きな問題はないのかなと思います。

強いていうならワサビ小袋を別の容器に移し替えたりしているところはやめた方がいいと思います。

まとめ

このようにお店の利便性を優先する店はワサビを刺身パックの中に入れますが、ワサビ小袋の衛生状態を危険と考える店はワサビを入れないということになります。

店によって考え方はずいぶん違うものですね。

要はワサビ小袋の管理がちゃんとできると考えるかちょっと無理じゃないかと考えるかの違いです。

今回はワサビが刺身パックに入っているかどうかについてももお店はちゃんと考えてやっているんだということだけでもわかっていただけるといいなと思います。

何気なく買い物していてもこういった背景がわかるとまたお店の見方も変わりますね。

<終わり>

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この記事を書いた人

鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー
30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。
なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。
一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。
すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。
有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属

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