最近毎日のように昆布締めを食べているリッキーです!
刺身よりも昆布締めの方が美味しいと思うのは北陸に住んでいるからなのでしょうか?
今回、いろいろ書いてきた昆布締めの記事の数も増えたことなのでまとめてみました。
おそらく昆布締めについてここまで実務的に書かれている書籍はないと思っています。
みなさんがより昆布締めについて理解が深まれば私としても嬉しい限りです。
おいしい自家製昆布じめ作ってみましょう!
目次
昆布じめはどんな食べ物?
まず、刺身があるのになんで昆布締めなのかということです。
結局美味しさプラス保存性を高めた食材というところが刺身に勝るところだと思います。
昆布の風味のする刺身と考えるとおいしさも一段上にいくのではないでしょうか!
昆布で締めることでより旨味がますわけですからね。
そして昆布の吸水性によって刺身の保存性を高めた機能的な食材という点がまたいいですね。
食べられる期間が伸びるわけですから願ってもない食品と言えるでしょう。
その辺のところを下↓の記事で詳しく書いています。
昆布締めに使う昆布について
通常昆布締めに使う昆布は真昆布を使います。
お店には刺身昆布とか昆布締め用昆布という名前で売られています。
通常はそれを使えば問題ありません。
値段もそんなに量目少ないので高いものではありません。
昆布自体は高騰していますが500円するかしないかで売られています。
ただお得用の切り昆布でもできるってご存知でした?
棚の奥にある放置された昆布でも簡単に昆布締めができちゃいます!
実際やってみたら普通においしくできました。
昆布のことをさらに詳しく知りたい方は、リッキー12年以上おつきあいのある「あらちんパパさん」の記事が参考になります。
こんぶ愛たっぷり!!>>昆布の種類と食べ方の違い こんぶログ
ポイントは早めに昆布を酢で拭いておいて柔らかくしておくと作りやすいです!
また、ネット通販などでも扱いがありますのでお店に行けない人も大丈夫です。
通販の場合は量目が多くなりますが在庫しておいてもなにげに他の料理でも使ったりするのでもっておいていいと思います。
気になる方はこちらはいかかがでしょう。
昆布について詳しいオススメブログは → 昆布ログ 〜あらちんパパさん
昆布愛がヒシヒシと伝わってきます!
昆布締めにするのにおいしい魚
ではどんな魚を昆布締めにすると美味しいのでしょうか?
基本脂の少ない白身魚を昆布締めにします
天然真鯛、天然平目、車鯛で作られることが多いです。
上の写真は天然スズキです。
>> 昆布締めがおいしい魚は?〜普通の刺身に飽きたら自分で作ってみよう!
もちろん、ハタやメバル、イカなども昆布締めにされることが多いです。
また、北陸にいくと「さわら」「さす」という魚がよく使われます。
なにこの魚と思うかもしれませんが一般的にいう「カジキ」のことです。地方の呼び方。
比較的安価のクロカワカジキでされることが多いです。
マカジキというカジキも使われます。
とても身の色合いがキレイなので喜ばれます。
リッキーが毎日のように食べる昆布締めもこのカジキです。
その土地の食文化なんでしょうね。
結構うまいものですよ。
変わったところでは、
いか、トラウト、つぶ貝、甘エビで作られることもあります。
ただスルメイカでやったものはあまりいただけませんでした。
>>するめいかの昆布締めの試作品を食べてみたらちょっと問題が…
基本的に青魚では昆布締めをしないことになっています。
ただやってみたら非常においしかったです。
ブリでやってみたら結構おいしくてこのブログでも記事しました。
とまあ、結構おいしいということがわかりました。
結局、青魚は色変わり早いから日持ちの問題があるんでしょうね。
実際やってみると2、3日くらいは大丈夫そうでした。
他の昆布じめが4、5日持つことを考えると短いですね。
そういえばマグロを昆布締めにしているのをみたことがないかもしれません。
今度やっていますね。
昆布締めの作り方
で、昆布締めをどうやって作るのかということです。
基本簡単です。
昆布に切ったのを並べて巻くか被せるだけです。
昆布の使い方で2通りのやり方があります。
巻くタイプ
基本的にはスライスした魚を昆布で巻けばいいだけなので作り方自体は簡単です。
家庭用など量が多くない場合はこの巻くタイプでいいと思います。
重ねるタイプ
これは業務用などで大量に昆布じめを作るときに重宝するやり方です。
個人でやる時はどちらでも大差はないと思います。
でもよりおいしく食べようとすると少しコツを押さえる必要があります。
これについては次の記事で写真も数多く入れて詳しく解説しました。
\ 巻くタイプの方が楽かな! /
刺身が残ったときに昆布締めがオススメ!
たまに刺身が食べきれないという時ありますね。
そんなときは昆布締めにしておくというのがオススメです。
主婦の感覚からすると残ったものを捨ててしまうのはもったいないということです。
フライや天ぷらにするのもありだと思いますが、やっぱり刺身に近い食べ方がいいですね。
酢で洗ってからやるといいでしょう。
そんなことを書いたものがこの記事が参考になります。
昆布締め食べ終わった後昆布を有効利用できないものか?
後よく質問いただくのが昆布締めを食べ終わったらどうしたらいいですか?ということです。昆布の有効利用について。
確かに何もせず昆布も捨ててしまうのはもったいないですね。
細かく刻んで刺身に添えたりするのはよくすると思います。
かと言って魚を漬けていたモノなので生臭さは残ると思います。
そんなときに以前教えてもらったのが、
昆布締め使用済み昆布を天ぷらにする
という方法です。
なるほどかすかに魚の風味もあるのでおいしいかもしれません。素揚げてもいいかもしれませんね。
昆布も安くないものなのでできるだけ有効利用したいところです!
ではこの昆布締めどのくらい日持ちするものなのでしょう?
昆布締めも市販のものなら消費期限もついてくるのでそれを見ればいいのですが、自分で作った時なんかどのくらいものか気になります。
基本は3〜4日と思っておいてください。
それ以上でも持ちますが普通に食べるならそのくらいで考えていた方がいいでしょう。
その辺を詳しく書いたのがこの記事↓です
\ 結構読まれてます! /
昆布じめに生姜を入れる? 〜富山と金沢の違い
魚の生臭さを消そうと刻み生姜を入れるところもあります。
富山方面の昆布締めは普通に刻み生姜が入っています。
金沢ではあまり生姜を入れたりしません。
素材の味がわかるので個人的には入れない方が好きかも知れません!
ここは好みの問題かな。
まとめ
昆布締め自分で作れば安上がりです。
しかもおいしさが違いますね!
これらの記事をしっかり読んでチェレンジしてみてください。
そしてぜひ家族やお友達を笑顔にしてあげてください。
そう思えばやりがいもあるということです!
<終わり>
\次のチャレンジはコレ!/
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