笹がれいの裏と表がよく見ると全く同じ模様だった!奇妙な魚発見

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背中はいつもとかわらない

毎日魚を扱っているとまれにおかしな形をした魚たちに出会うことがあります。

今回は金沢ではよく扱う「笹がれい」の変わり種と遭遇しましたので紹介します。

目次
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奇形の魚とはよく出逢います

リッキーは毎日何百匹もの魚を調理しています。

その中でちょっと様子が変だなという魚にちょこちょこ出会う機会があります。

寸足らずのカレイもよく見ますし、背骨が曲がった魚も頻繁に見ます。

裏と表が同じカレイがこれ!

よく見ると奇妙な様子の笹がれい

この笹がれいもいつものようにカレイのお腹だし調理をしていたときに気づきました。

普通なら多少のものであればそのまま調理してしまいます。

ところが今回のは形というよりは様子がちょっと変だなということに気づきました。

というのも、この写真をご覧ください。

頭を左にしてカレイのお腹の方を見せています。

どうでしょう?

ん?なんか違和感ありませんか?

目が隠れているから両方とも同じ向きですというのがわかりますね。

それなのに下のカレイは背中側のような色をしていますね。

もともとかれいは裏表ともに鱗があるのですが、明らかに下の笹がれいは違う色をしています。

しかも背中と全くおなじような感じになっています。

単に色が違うというのとも違うようです。

ヒラメなんかも養殖は腹の方が黒くなったりすることがよくありますがそれともまた違うようです。

ウロコを引いてみると本当に腹なのに背中を調理しているようでした。

カレイの場合は他の魚に比べ奇形の発現率が高いということのようです。

・コトバンク 

https://kotobank.jp/word/カレイ-156751

・カレイ類の形態異常出現機構の解明と防除 

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20580202/

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まとめ

なんでこうなったかとかはわかりません。

学者ではないので原因はあえて考えないようしています。

深く探ったところで結論出せませんもんね。

生命の神秘に触れられたというだけで十分としておきます。

普通ところなる形で生まれてきたものは我々は事実を事実としてそのまま受け入れるしかなですから。

あと感情的に可食可能かどうか判断し、食べられる気がしないようならかわいそうだけど廃棄しています。

この笹がれいは食べる分には問題ないと思いますが、念のため廃棄しました。

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<終わり>

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この記事を書いた人

鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー
30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。
なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。
一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。
すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。
有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属

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