\\ 最近よく読まれている記事はこちら! //

刺身で食べない方がいい魚7選 この魚の刺身には注意しろ!〜プロの実体験より







刺身は食べてますか?みなさんはどんな魚のお刺身が好きですか?

毎日欠かさず刺身を食べているというくらいの刺身好きの人もいるんでしょうね。

刺身ってなんでこんなに美味しいんでしょう。

ところで、みなさんはどんな刺身を食べてますか?例えば、海の近くなんかだとスーパーでも鮮魚店でもいろんな変わった魚のお刺身が売られていてとても羨ましいと思うことがあります。

ただ、毎日魚を扱うプロとしてみると、この魚本当にお刺身にして大丈夫?この店は結構冒険しているな!と思うものもよくあります。

もちろんどの魚を刺身にするかはその土地によって違いますし、その土地でやっている食べ方がおそらく正しいのだと思います。

しかしながら一般のお客さんを相手に販売するときは刺身の安全性というものが最優先事項でもあるわけですね。ある程度慎重にならざるを得ない部分もあるわけです。

だから刺身で販売すべきでない、しないほうがいいものも当然出てくると思います。一見刺身になりそうだけど刺身にしないほうがいいものと言うことです。

それはどんな魚なのでしょうか?

今回はおそらく日本一たくさんの魚種を扱ってきた魚のプロリッキーがどんな魚を刺身にしない方がいいのか経験談を交えて説明していきたいと思います。興味ある方はどうぞ最後までご覧ください。

ちなみに刺身になるかならないかの条件については過去に記事を書いているのでこちらも参考にしてみてください。

売る側の論理

先にスーパーや鮮魚店などの売るほうの考え方を紹介します。

実際に売る人たちがどういった思考回路をたどるのか見ておいたほうが良いでしょう。

売る側からするとパックして煮付けや塩焼き用で売るより刺身にしたほうが儲かる=利益が残るという考えが強いです。

例えば、中あじを塩焼き用で売るときは100〜198円ほどでしか売れないと思うわけです。しかし刺身にすれば398円になるわけです。

この理屈はわかりますね。

全国の魚屋さんはみんな可能な限り刺身で儲けようと考えるわけです。

中には鮮度さえ良ければ片っ端から刺身にしてしまうという人もいるくらいです。非常に怖い話ですね。

なにを刺身にしていいか悪いかについてフグのような明確な規制みたいなものは一部を除いてないのが現状です。

そうすると珍しい魚の刺身が売場にたくさん並ぶわけです。

一見するとお客さんも珍しいお刺身があって種類豊富な店だわ!となるわけです。

ただ最近ではアニサキス 症の問題が世間をにぎわせているのでそのくらいの注意喚起はあるとは思います。

いずれにせよ担当者の知識不足もあっていろんな魚の刺身が売場に並ぶ可能性があるのでお客さん自らがその中から取捨選択を迫られる、しなくてはいけないということになるのです。

どの魚の刺身が大丈夫でどの魚がダメなのかしっかり知識をつけて自己防衛しましょう。

そもそも販売が禁止されている魚

食品衛生法で販売が禁止されている魚というものがあります。

オニカマス、バラムツ、イシナギ、アブラソコムツなどです。

東京都福祉保健局 厚生省通達により措置が定められた魚介類

こっちの方が図が入っているのでわかりやすいです!

↓   ↓   ↓

東京都福祉保健局パンフレット「市場で働く方へ有毒魚介類の見分け方」裏表紙

実際全国の魚屋さん、スーパーの鮮魚部門の人たちがこれらを知っているかと言うと?疑問符がつくような状況です。

おそらく知らない人が多いでしょう!

ネッ、みなさん!

こういう情報も上の方で止まっているか、現場までおりてこないものです。

リッキーはだいたいわかってます。

だからこそこうやって「さかなのさ」で案内するのです。

前置きはこのくらいにして個別に見ていきましょう。

オニカマス

これは毒を持っているので決して食べないでください。

シガテラ毒素をつくるプランクトンを食べた魚の内臓や筋肉にシガテラ毒が蓄積され、その魚を食べることでシガテラ中毒を起こす。
症状は下痢、嘔吐、関節痛、倦怠感、温度間隔異常、麻痺、昏睡など。

川崎市HP魚による食中毒 ~有毒魚~より

港などでたまに水揚げされるので注意が必要です。

くれぐれも販売しないでください。

その他販売が禁止されている魚

他にオオクチイシナギ、バラムツ、アブラソコムツも販売禁止されている魚です。

この辺の魚はワックスエステルという脂肪を持つので人間の胃の中で消化されないためお腹がピーピーになちゃいます。まさにお尻から水が出てくる状態になるとのことです。恐ろしいですね。

また、青ブダイは販売自粛指導されている魚です。

禁止までされてないけど注意が必要な魚

一部の人しか食べる機会がない魚で注意が必要な魚はアブラボウズです。

とても脂がのってとても美味しいとされています。

最近では回転寿司でもメニューに載ったりもしているようです。

スシロー「とろとろ祭」に深海魚アブラボウズ登場

スシローの「とろとろ祭」では、国産天然のアブラボウズを使用し、白身にのった脂の旨みを存分に感じられる“生”と、醤油を塗って表面を香ばしく炙った“焦がし醤油”の2種類を合わせて、一皿150円(以下、価格は税別)で提供する。

食品産業新聞社2021年3月2日

しかし脂が強いので食べすぎたり、体質的に合わない人だと下痢をしてしまいます。

また肝臓は食べてはいけないと言われています。

この記事も参考になりますので紹介しておきます。

回転寿司で話題の深海魚『アブラボウズ』 アブラソコムツとの混同は厳禁

アブラボウズの脂肪の大半は「トリグリセリド」であるのに対し、アブラソコムツの脂肪の大部分は「ワックスエステル」というもので、脂質として全く異なるものです。トリグリセリドはいわゆる「中性脂肪」の一種で、我々ヒトが消化可能であるのに対し、ワックスエステルは多くの人が消化することができません。

TSURINEWSより

アニサキス被害が多くて刺身で食べないほうがいい魚(いわし、、しめ鯖)

これは今の時代しょうがないですね。

特に朝どれの魚の刺身でよく被害が出ています。

なぜかというと新鮮ならアニサキスは身にいないだろうと担当者はタカをくくるからです。

実は小売店で出るアニサキス被害のほとんどが朝どれの魚だったという事実は知られてないところです。

最近のアニサキス被害のニュースを連続で見ていて気づきました。

リッキーに言わせると朝どれこそアニサキス気をつけないとという風に思っています。

生で刺身食べたい気もわかりますが、その時はそのリスクをしっかり理解して食べましょう。

どうしても刺身で食べたい場合は冷凍かけることをオススメします。

ただし二晩冷凍かける必要があります。

最近は保健所でもそのように指導されています。

刺身で食べない方がいい魚7選

スーパーで普通に置いてあるけど刺身で食べないほうがいい魚を挙げていきますね。

ニュアンスとしてはスーパーや魚屋さんでなにげに売られているけどやめた方がいいですよレベルの魚です。

絶対食べてはいけないというわけでもありません。

あくまでリッキーの長年の魚屋経験上お店で販売するのはやめてほしいということです。

もしかしたらみなさんもいつも食べているものも入っっているかもしれません。

あくまでも店で販売を控えてという意味で自分で捌いて食べることまでダメだといっているわけではない点ご理解ください。

シイラ

シイラは獲れたてのものを刺身にしたりすることがあります。

しかしよほど鮮度が相当よくないとあたります。実際食中毒にあたったという話はよく聞く魚です。皮目のぬめりに菌もいたりするので刺身にするのは非常に危険な魚です。

身はブリに似ていて美味しそうと言えば美味しそうに見えます。

これは若い担当者などが知らずに刺身にしたりします。

みなさんは刺身で売場に出ていても買わないでください。

ソーダがつお

ソーダがつおを食べて蕁麻疹が出たという話もよく聞きます。鮮度劣化の早くヒスチジンを多く持っている魚なので刺身にはしません。

ただ、朝どれとかで獲れたものを刺身にしているところをよく見かけます。

極力刺身で食べるのは避けたほうがいいでしょう。

スーパーでもこれを刺身にするのを禁止していること多いです。

ただ怖いもの知らずの若い担当者などは安い魚なので刺身にすれば儲かるといってわけわからず出していることがあるのでこれも買う側が気をつけないといけない魚です。

正直地方のスーパーマーケットはこの辺のルールが曖昧なところが多いのが実情です。

黒ソイばちめ

黒そいばちめは刺身にしません。北海道の人は刺身にする場合があると聞きます。

身に小さい虫が入っていることが多いので刺身にしないハチメです。

イシモチ(グチ)

イチモチについてはそもそも刺身にして美味しいのかということから通常店で刺身にすることはほとんどありません。イメージとしてはかまぼこの原料です。私も今まで刺身にしようと考えたことはありません。

わざわざこのお魚を刺身で食べなくても他においしいお刺身いっぱいあると思います。

赤がれい

港に近い浜どころの人はよく食べますね。昔からの食習慣なのでしょう。

スーパーなどでも赤がれいの刺身が出ていたりします。

ただ、かれい一般に言えることですが寄生虫がいる場合が多いです。有害でない寄生虫の場合もありますが生理的に嫌なものです。避けたほうがいいでしょう。

実際おろすと米粒のような虫が縁側のところにいるのを見ます。

安いということもあるのでしょうがわざわざリスクを冒してまで食べなくてもよいと思います。

少なくともスーパーに並んでいるものはやめた方が良いでしょう。

はたはた

はたはたも鮮度のいいものを刺身にするという話は聞きますが結構餌を食べていて鮮度劣化が早いので刺身にしようとは思いません。

底曳の魚をわざわざ刺身にする冒険しなくてももっと安全でおいしい魚たくさんあると思います。また、火をかけて美味しい魚は煮付けか塩焼きで食べたらいいと思います。

丁貝

これは保健所が食中毒の注意喚起する貝です。

唾液線に幻覚を及ぼすような作用があると言われています。

刺身で食べるときよく見たほうが良い魚

ついでに通常刺身にはするけど身をよく見たほうがいい刺身も一緒に紹介しておきます。

見てわかりやすく取り除きやすかったり除去しやすい魚です。

天然ぶり、天然小ぶり

夏場ぶりは身痩せします。

特に天然小ぶりは身も脂なくて真っ赤だったりすると寄生虫だらけです。

身の中に入り込んでいて気づかないことがよくあります。身にあなが空いてるような部分があればそれ寄生虫の跡です。よく見ましょう。

とびうお

夏場に上がるとびうおも寄生虫だらけの時があります。暑くなるとほぼほぼ全個体いるんじゃないでしょうかというくらいです。

特に丸とびは7月入ったらもう刺身用ではだせません。

写真のように身や皮目にオレンジ色があったら要注意です!

チカメキントキ(金八鯛)

金時鯛も刺身にするとき注意が必要な魚です。

皮目皮を剥いた表面ちょうど中骨のあたりに米粒くらいの寄生虫がいる時があります。

見ればわかるので取り除けば問題ないですが注意が必要です。

まとめ

このような記事を書くといつも食べているという方から刺身で全然大丈夫なのになぜダメなんだとお叱りを受けることがあります。

先にも申し上げた通り、刺身はその土地の生活の中で培われてきたものです。

その土地の食べ方を全く否定するものではありません。

しかし、その人にとっては大丈夫なものでも一般的には避けたほうがいいということもあります。

それを前提としながらもみなさんに注意喚起したくて紹介しました。

皆さんの自己防衛のお役に立てれば幸いです。

<終わり>

トップページへ






網走水産


人気No.1の記事はこれ!

「釣魚持込スーパーの魚屋さんでさばいてほしい!衝撃の事実大公開」


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA