
※この記事の対象になる企画メニューは現在終了している点ご了承ください。
みなさん、こんにちは。お寿司食べてますか!
今回話題の「くら寿司のAIまぐろ」を食べてきましたので紹介します。
今AIというとなぜか反応してしまうのは私だけでしょうか!
業界で話題!くら寿司とAI⁉︎
たまたまみなと新聞という業界新聞を見ていると「AIまぐろ」という文字が目に入りました。
くら寿司、AI、マグロ
そのときはこの3つのキーワードがつながりませんでした。
そもそもAIとは人工知能(artificial intelligence)のことで人のふるまいの一部をコンピュータのソフトで人工的に再現するものといわれています。
経験を学んで次に生かすことができるということで近年非常に注目の技術です。
それがくら寿司のマグロとどういう関係にあるんじゃい!ということですね。
AIと寿司のマグロがどういう関係なの?
詳しく記事を見てみるとどうやら、
まぐろの選別をスマホのAIで判断する
というようなことでした。
ご存知の通り、マグロを買い付けするときは豊富な経験と研ぎ澄まされた待ったなしの判断力というものが必要になります。
相当なプレッシャーもあります。
しかも大量になると一つ一つに時間をかけていられません。
じっくり見れば簡単にわかるものでも瞬時に判断していかないといけないので非常に難しいものといえます。
しかも個体が大きのでおのずと高い値段になるということでさらに難しい判断が迫られるということです。
それをコンピュータのAI(人工知能)がやってくれるということです。
いよいよ魚の世界もここまできたかという感じです。
どんな仕組みなのかは専門外なので詳しくはわかりませんが、おそらく脂質や鮮度などを数値化して集積したデータを現物の画像データと付け合わせて判断するのだと想像します。
やってやれないことはないかなと素人考えで思っていました。
それをくら寿司が導入ということで業界的に話題になったというわけです。
魚の仕事もAIにとってかわられ将来なくなるのでしょうか?
ところで、最近〇〇年後になくなる仕事などの記事をよく見かけます。
魚の仕事はどうなんでしょうか?
AIという言葉を見てまさに戦々恐々としている人も増えているのではないでしょうか?
それもあってこの記事も書いています。
確かに三枚おろしを自動でやってくれる機械があったり、鮮度を判定するする器械が出てきたりしているのであながち魚の世界でもAIが活躍していくというのはないとは言い切れない状況です。
またAIは画像情報を元に数値化するというのは得意でしょうから一定の情報提供という点では機能すると思います。
その意味で魚の仕事も一部なくなる部分はあるかと思います。
しかしながら、判断業務はやはり人の方が得意だと思います。AIというものは判断するということはあまり得意ではないように思います。
また魚の目利きのA I化は結局はコストの問題が大きく響いてくるのでなかなか進まないと思っています。
〇〇百万円のマグロならいざ知らず、100円、200円のアジサバでそれができるかというとコスト倒れになることは目に見えてますので一部を除いて結局人がやっていくことになると思います。
魚の目利きというものは魚の個体差がありすぎてそんなに単純にできるものではないからです。
コストがかかりそうですね。
いずれにせよ、まぐろの味はどうだったのか気になります。
そもそもここが大事です。
くら寿司で実際に食べてみました!

実際のAI寿司がコレ!
AIまぐろが2020年の7月の期間メニューにバーンと載せてました。
2貫で200円。そんなもんかな。
注文パネルで2つ注文。
できてたものは非常にキレイなまぐろでした。
赤身ですが色が少し薄い赤かな。
見た目は美味しそうでした。
実際に食べてみると…。
あっさりしたまぐろでした。
味がないなあ…。というのが率直の感想です。
旨味とか深い味わいはあまりありませんでした。
よくみるとキハダまぐろでした。
あ〜あ、なるほど!と思いました。
キハダまぐろはランクでいうと流通しているマグロの中では下から2番目です。
確かに品質は悪くないようでしたが、これならスーパーに売っている生キハダまぐろの刺身用サクを買って食べた方がおいしいかなと思いました。
キハダマグロでAIと言われてもピンとこないかなぁ。
センスの問題かな。
平社員に有能な秘書つけますみたいなもんですからね。
くら寿司さんくらいになるとキハダマグロの買付量もすごいことになるのでしょうから伝えたくなるのはわかりますがお客さんとしては味でしょうからね。
大手回転寿司さんは聞くところによると毎週100以上の新作メニューを考えられているとのことなのでこういった企画も必要なのかもしれません。
本当にご苦労様ですとしかいいようがありません。
まとめ

最近「AI」というワードに結構引っ張られてしまいました。
なんか最先端みたいな気分がするからでしょうか?
今回はマグロの目利きにAIを活用するというものでした。
我々の世界いろんなことでマスコミTV報道などで取り上げられることが多いですが、結局最後のところは「美味しさ」が決め手となると思います。
この「美味しさ」というものがないとどんなに話題になったとしてもなかなか長続きしないでしょうね。
ここでもブームにのせられてはいけないという教訓がいきているような気がします。
<終わり>
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