3月は生のカレイがオススメ!【日本海】売り方はコレ!

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3月おすすめの魚は何かというとまず思い出すのがゆでホタルイカですかね。

北陸にいるとまずほとんどの人がそう思うと思います。

あとは貝類が旬を迎えます。

特にあさり貝が一番人気になります。

それと海藻ですね。冬冷たい海で過ごした海藻が海水温の上昇とともに活発に成長し始めます。

一番おすすめ魚介類はなんでしょう?

目次
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子持ちカレイがおすすめです!

一番忘れてならないのがカレイです。

この時期カレイの相場が一年のうちで一番安くなる時期です。

大きなカレイもお買い得ということでおすすめです。

また、ほとんどのカレイが子持ち=卵を持つ時期でもあります。

子をもちはじめて離すまでが美味しいです。

身のおいしさと卵のおいしさいつもの倍楽しめるというわけです。

オレンジ色のカレイの卵に食欲をそそられます。

たまらない季節ですね。

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カレイの相場が下がる時期

3月はカレイの相場が全体的に下がる時期です。

市場での仕入れ値は下がります。

ここでお店によって考え方が違ってきます。

相場に合わせて安いなりに売るところと、ここぞとばかりに値段を高いままにして利益を上げようとする店に分かれます。

地元密着のスーパーは前者のように考えるのです。

そして安く売ります。

これに対して大手スーパーなどはどちらかというと利益をとる方を優先しますからここどとばかりに儲けようとしてます。

ただそれでも安い値段ではあるので大きな問題にはなりません。

結果的には企業は継続しないといけないのである程度利益を残す必要があるわけです。

いずれもやり方次第で利益は残せるはずなので本当に考え方次第ですね。

ただ結局安く売った方が最終的な利益は残るものです。

理由は安くして売り切るほうが廃棄ロスが減るからです。

廃棄が荒利圧迫の最大要因でしたね。

売り流したほうが利益が残るのものです。

これは生鮮を長く経験している人なら理解できると思います。

経験ない方はとにかく売り切ることを重視してやってみてください。

すけべ根性だすと結局儲からないものです。

割り切ってここはみんながウィンウィンになるようにしましょうね。

注意!身の痩せたカレイも頻発!

ただ子を離したカレイはダメですね。ペラペラになって肉が薄くなって食べるところがないということもあります。

だから今の時期は子(卵)を持っているかだけでなく身もふっくらしているかもよく見てを選んでくださいね!

結構個体差ありますよ!

だからこの時期は相場が安いということなのです。

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最後に

3月は魚の値段も下がる時期です。

懐に優しい時期でもあるんですよ!

ただ子を離すまでなんですね。

これがわかるのに何年もかかってきました。

今回はこれが一番伝えたいことでした。

春は魚介類の種類も増えるしお魚を食べる機会も増えそうですね!

何と言っても一番おすすめはカレイの煮付けですよ!

<終わり>

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この記事を書いた人

鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー
30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。
なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。
一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。
すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。
有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属

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