「ホウボウ」ってどんな魚?【見た目以上の実力】オススメ料理はコレ!

日本海側の鮮魚店やスーパーの売場を見るとこのホウボウという魚が並んでいたりします。

おもしろい名前ですね。

人によってはホウホと言ったりもします。

みなさんの中にはこのホウボウを食べたことがないという人も多いのではないでしょうか。

実は値段もそんなに高くない刺身がおいしい魚です。

今回はこのホウボウについて見ていきましょう!

目次
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ほうぼうってどんな魚?

ほうぼう

海底を足で歩く魚として有名で、大きな羽のようなヒレも持つことで知られている魚です。

金沢や能登でも獲れますが和歌山産のほうが品質が良いと評価高いです。

ほうぼうの基本情報

分類 スズキ科ホウボウ属ホウボウ種                
名称ほうぼう
別名・地方名方々
英語名Bluefin searibon
学名Chelidonichthys spinosus(McClleland)
分布北海道南部以南の砂泥底に生息。 海水魚 
主な漁法底曳網漁、刺網漁、定置漁
備考・大きな胸ビレを持つ
・刺身になる
・煮付けにするとにこごりができる
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ほうぼうの美味しい食べ方

ほうぼうの姿造り

ほうぼうは身のきれいな白身魚です。

比較的廉価な割に身がしっかりしてシコシコとした味わいある上品な甘味を持つのが特徴です。

一言でいうと、刺身が旨い魚です。

煮付けが一般的ですが、大きなサイズは刺身にしたりします。

写真のように姿作りにすることもあります。

コリコリとした食感なので白身魚の中でも美味しいほうだと思います。

ただあんまり馴染みがないので一部の知っている人や料理人が買うという感じです。

小さなサイズは煮付けが美味しいです。

煮凝りもできるのでいろんな味を楽しめます。

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ほうぼうはどうやって買う?

ほうぼうの刺身

他の白身に比べると比較的買いやすいお値段のことが多いです。

写真のものもおそらく580円ほどかな。

特に小さいサイズはお買い得です。

100gあたり58円という場合もよくあります。

ほうぼうの売り方

大きなサイズのものは対面コーナーで売りたいところです。

ほうぼうの美味しさをわかっている人も結構いるのでなんだかんだ対面に置いておくと売れていきます。

ほうぼうに限らずとにかく対面の白身魚は看板商品と考えるので値入れを入れずにそれなりの値段で喜んでもらう方がいいでしょう。

まずは商品を動かすことが大事です。

対面では刺身用の三枚おろし皮むきという調理依頼が多いです。

小さなサイズはパックして売ります。

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最後に

ほうぼうは非常に美味しい魚ですが市場価値は少し低いようです。

もっと評価されてもよい魚だと思います。

<終わり>

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この記事を書いた人

鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー
30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。
なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。
一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。
すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。
有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属

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