
夏の代表的な魚の一つに甘鯛が挙げられます。
グジといったほうがわかる人多いかもしれません。
しかし私は甘鯛の本当の美味しさを正直知知りません。
食べる機会が少ないです。
毎日のように仕入れてお客さんにオススメして販売しているにもかかわらずあまり味の紹介ができないです。
のどぐろや金目鯛の美味しさはよくわかっています
しかしながらこの甘鯛だけは今まで美味しいものと出会ったことがないのです。
別に嫌いというわけではないはずです。
やっぱり大きなサイズの甘鯛を食べないとそのおいしさわからないかもしれません。
基本情報

分類 | スズキ目キツネアマダイ科アマダイ属 |
名称 | 甘鯛 |
別名・地方名 | グジ、 |
英語名 | Tilefish、Banquillo |
学名 | Branchiostegus(Rafinespue,1815) |
分布 | 日本海 |
主な漁法 | 釣り、刺し網 |
備考 | ・アカアマダイ、シロアマダイ、キアマダイの3種類がある。 ・頭部に特徴がある。 ・目に寄生虫がつく ・オキアマダイは全く別の魚 |
どんな魚?
頭が丸く独特な風貌をした魚。新鮮なうちはビンクの色がキレイ。
もともと身がやわらかい魚なので塩をして身を固めて調理するということが多い魚です。
市場ではのど黒に匹敵するほど価値の高いなの魚で大きいサイズはなかなかいい値段します。
おいしい食べ方は?

塩焼きが一般的です。
ただ煮付けにしても美味しいです。
刺身にするときは皮をつけて少し炙るとおいしいです。
ウロコをつけたまま焼いて食べるという変わった食べ方をする魚でもあります。
どうやって買う?
対面でバラ売りで出されていますがそういうものはたいてい大きなサイズで高いものになります。
パックで売っているくらいのものなら小さいサイズなの値段も比較的高くもなく見たらおすすめです。
目に寄生虫(無害)がつきやすい魚なのでよく見て買いましょう。見ればすぐにわかります。手でとれば簡単に取れますが一部食い込んでいるので中に残ります。
どうやって売る?
売価はg198円までです。仕入値でいうとk1,300円前後が妥当なところでしょう。それ以上だと高くて魅力ありません。
大きなサイズは対面販売が理想。
小さなサイズはパック1尾、2尾で販売する形。
k1,500円以下でないと仕入れません。
刺網でとれる魚なので底曳魚の少ない夏場にありがたい存在です。
甘鯛の昆布〆め

そんなに大きいサイズではないが、これを食べた時に初めて甘鯛って本当に美味しいものだなと実感しました。
懇意にしていただいているお店の改装オープンの時に出てきた料理。
しかしながらこの甘鯛も塩焼き、煮付けで美味しいなと思えるようなものに出会えたらいいなと思う今日この頃です。
最後に
甘鯛の美味しさがわかる人は上級者だと思います。
よく買い付けする魚ですがまだまだ攻略するところありそうです。
個人的には大きさ甘鯛の煮付けを食べて見たいです。
<終わり>
コメントを残す