「ブリカマの塩焼き」は冬が最高に旨い!【居酒屋人気メニュー】北陸へ来たら絶対に食べてほしい焼魚

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ブリカマ塩焼き

ぶりカマ食べたことありますか?

北陸に住んでいるとこのブリカマよく食べる機会があります。

とりあえず居酒屋に入ってまず、このぶりカマを注文しておきます。

なぜなら、ぶりカマは概して焼き上げるのに時間がかかるので先に注文しておくというわけです。

ぶりカマの代わりにカンパチカマの塩焼きを出すところもありますがやはり美味しいのはぶりカマでしょう!

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北陸の居酒屋では必須アイテム

ブリカマの塩焼き

なぜか日本酒とよく合います。

やはり北陸のお酒と合わせて飲むのがいいでしょう。

立山かな。いや絶対立山の熱燗です!

10kg超えるぶりだとカマも大きくなるからさらに美味しいです。

ブリカマの切り方

ところでみなさん、ぶりカマの夏には小さく切り取るのが原則ということをご存知でした?

確かにぶりカマは塩焼きでも美味しいので夏場に多少需要あることもあります。

しかしながら炎天下の続く真夏はぶりのカマも売りにくくなるのも事実です。

店に並べても結局見切りシールを貼られるか最悪そのまま残ったりすることも多いですね。

そこで夏場はぶりカマは極力小さくするということになります。

言い方を変えると出来るだけ刺身の部分を多くします。

売れる可能性のある方を優先するという考え方です。

当たり前といえば当たり前ですがあまり意識せずにやっている人も多いのではないでしょうか。

しかしながらなかなか売れないという前提に立つと上記のように小さく切るのが正解です。

それに対して冬場はカマを大きく撮ります。

そもそも夏場と冬場でカマの取り方が違うということを知らない人も多いのでこの機に覚えておいてくださいね。

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飾り包丁を入れる

ブリカマのカマの部分は身が厚く骨で守られています。

焼くときに火が通りにくいので出来るだけばつ印に飾り包丁を入れておきましょう。

天然ぶりのカマがおいしい

実はこのブリカマ天然小ぶりを使う場合があります。

天然小ぶりは天然ぶりの小さなサイズです。

金沢では「ガンド」と言ったりします。

地方によってはヤズ、ワラサと呼ぶところもあります。

この天然の小ぶりのカマをブリカマとして塩焼きにするところがあります。

別に詐称しているわけではないですが天然小ぶりは脂が薄いのであまりおいしくありません。

大きさでわかります。

安いブリカマの塩焼きはこの天然小ぶりです。

少し注意しましょう。

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最後に

ブリカマ焼きはなんでこんなにおいしいのだろうかと思うことがよくあります。

その中でもやっぱり冬の天然ぶりのカマ焼きはメチャクチャおいしいですね。

ちなみに春先は太平洋側のぶりも脂のってきますがやっぱりブリカマ焼きは冬ですかね!

みなさんもぜひ北陸に来ておいしいブリカマ焼き食べて見てください。

それではまた!

<終わり>

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この記事を書いた人

鮮魚アドバイザー・刺身インストラクター・現役水産バイヤー
30年間培った鮮魚の販売、加工、管理技術を初心者に向けてわかりやすく解説。
なかなか教えてくれない秘技裏技も惜しげもなく公開。
一般向けにはみんなが笑顔になるお刺身の作り方ご案内。
すべてが魚食好きの人のために!日夜リアル、WEBで奮闘しています。
有限会社西村研究室(水産コンサルタント事務所)所属

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